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Update | 03/24/2008 10:16:49
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■公開互選審査の趣旨
■エントリー作品の受け付けと発表
■公開審査員の資格
■新着エントリー作品のチェック
■審査ポイント
■配点方法
■審査終了後の集計
■暫定ランキングの発表
■決戦審査
■決戦審査結果の発表
■不正行為へのペナルティ ▼盗作・盗用・捏造疑惑について ▼講評に関する不正について ▼著者事由による公開作品取り下げについて
■審査についての質問
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■公開互選審査の趣旨
恐怖に対する理解や嫌悪は、それを消費する読者によって大いに異なるのは、「超」怖い話読者の多くがすでに知っているところと思われる。 同じ怪談を提示しても、「面白かった」「怖かった」「さほどでもなかった」といった異なる見解が提示されるのは、一重に読者諸氏の「恐怖の感じ方」「恐怖の臨界点」の相違からくるものと思われる。 この「人によって違う恐怖の質」というところに注目すると、必然的に「選者の恐怖感を基準に恐怖の善し悪しを決める」ということは、必ずしも恐怖を消費する「超」怖い話読者の期待するものにはならない可能性が出てくる。 実話怪談本とりわけ「超」怖い話では、必ずしも著者がそれを意図してとは限らないものの、結果的に「すべての読者が一致する至極の恐怖の追求」ではなく「恐怖に対する耐久度、好みの異なる多くの読者が選びうる、恐怖のバリエーションの提示」という方向に進化し、その結果幅広い支持を得るに至ったものと理解している。 このことから、超-1の予備審査は「公開互選審査」とし、エントリー作品を広く「超」怖い話読者の審恐眼に晒したうえで、「超」怖い話読者諸氏に厳しく品評していただくこととした。 つまり、公開互選審査の審査員は作品応募者を含む全「超」怖い話読者である。
近い将来、「超」怖い話の共著者となった暁には、この多くの「超」怖い話読者の禍々しい腑を満たしていかなければならず、怨嗟にも似た厳しい目にも耐えていかなければならない。 超-1参加者各位には、読者の目を肌で感じていただき、同時に偏りなく他者の怪談を評することができる目を持っていることを示して頂きたい。 そして「超」怖い話読者諸氏には、これら超-1参加者の作品について、忌憚ないご意見をお願いしたい。
読者諸氏もご承知の通り、「超」怖い話はガチを好む。 ブラックボックスで予選を行うのは、「超」怖い話の流儀にはない。 予備審査は、超-1参加者が試されるのと同時に、「超」怖い話読者の審恐眼の確かさも試されるものと思って頂きたい。
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審査方法についてのFAQ
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■エントリー作品の受付と発表
超-1応募作品は、別掲の応募要項に基づき、超-1参加受付フォームからの送信、または編集部宛の郵送のいずれかで受け付ける。 このとき、データ形式は、WindowsXPで扱うことができるプレーンテキスト(*.txt)、一太郎フォーマット、ワードフォーマットで受け付ける。 原稿用紙に手書きなどの形式のものも受け付けるが、この場合はデータ化のため受け付けから公開までの間に時間がかかる場合があることをご了解頂きたい。
受け付けたエントリー作品は、超-1公開互選審査用に用意されたblog上にて公開される。* 一人の応募者が同時に複数の作品を投稿した場合でも、それぞれの作品ごとに1作品=単一頁として発表される。**
このとき、blog上には作品ごとに、 【作品タイトル】 【作品本体】 の二点のみが発表され、執筆者の名前は公開されない。これは著者名に対する先入観が作品の評価に影響を及ぼす可能性を鑑みた措置である。 「超」怖い話が、それぞれのエピソードの執筆者を巻末にまとめ、事前につまびらかにしないのは担当著者名からくる先入観を排して読んで頂くためだが、それと同じことが超-1参加者各位のエントリー作品でも行われると理解して頂きたい。 個々の作品の著者名は、最終的に公開互選審査が終了し、暫定ランキング確定された段階で発表するものとする。 ただし、個々の著者が個人の判断で自分の投稿したエントリー作品がどれであるかを発表することは特に禁止しないが、超-1上では暫定ランキング確定までの間これを差し控える。***
また、応募作は原則として受け付けたときの状態のまま公開する。**** 公開された内容の出来不出来、好評不評のすべての評価・責任は応募者当人に帰する。
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* エントリー作品は、応募者が3名を越えた段階から公開を始めます。これ以降は新着順の公開となります。
** 例えば3作同時に投稿した場合、エントリーblog上には3作個別の頁が作られます。同時に複数の応募者から投稿があった場合、同日に複数本の公開がありますし、一人の応募者が複数の作品を投稿した場合に同日に同一人物による複数話が一挙に公開される場合もあります。 また、同時に受け付けた作品を、複数日に分散して発表していく場合もあります。これは、同日にエントリーが集中しすぎて、審査員がそれぞれを読み込み選評をする上で過剰な負担になってしまうのを避けるための措置です。
*** 公開互選審査が応募者名匿名で行われるのは、審査員に先入観を抱かせないためですが、自作品ひとつひとつについて先入観なしで何らかの講評を受ける機会というのは応募者にとっても貴重な経験になるものと思います。その意味で、「私が○○○を書きました」という宣言は、審査員の講評が全ておわった後にしていただいたほうが、応募者/審査員双方にとって有益であると思います。
**** 手書き原稿など、受け付け後にタイプ入力が必要な場合に、入力時のミスから誤字脱字、てにをはの間違いなどオリジナルと異なるものになってしまう場合があります。この場合に限り、編集上のミスとして指摘・修正を受け付け、また、誤字脱字てにをはのミスに限っては評価の対象としないこととします。それ以外の「内容」については、主催者は応募者本人の意向を尊重するものとします。「似た内容」「盗作・盗用の疑い」などについての指摘がある場合、釈明は応募者当人に必要に応じて後日行っていただくのがよいでしょう。
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■公開審査員の資格
「超」怖い話読者であること。 他は問わない。 超-1参加者も、参加せずに読むだけの純粋読者も等しく審査の機会と資格を持つこととする。 審査において、blogからのトラックバックは記名の形になるが、コメントは匿名でもかまわない。
なお、超-1参加者(作品応募者)は、自分の作品を送付した後、4月末日から公開互選審査終了(6月上旬)までの間*に、自作を含めた全てのエントリー作品に対して、必ず何らかの講評を行わなければならない。
** このとき、超-1参加者(作品応募者)が自blogなどからのトラックバックではなくコメントで講評を行う場合に限り、必ず記名でそれを行うこと。応募作品投稿時に付けたペンネームでかまわない。***
審査にご協力頂いた全「超」怖い話読者の中から抽選で三名様に、超-1から選抜された新共著者の執筆巻となる「超」怖い話Ι(イオタ)に著者署名を添えてお送りしたい。
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応募者の自己評価についてのFAQ 応募者による講評の「記名」についてのFAQ
* 応募者による講評(自作/他作を問わず)は、「応募者が自作に対して冷静な評価を下せる冷却期間」を置く事を前提に、4月から審査終了までの二ヶ月間」としています。が、講評解禁までの間にそれぞれの講評を書きためていってもかまいませんし、フライングで講評を始めてしまっても特にペナルティはありません。 その際、「自分がどの作品を書いたか」については、公開互選審査完了/暫定ランキングの公開+個々の作品の著者一覧の公開までの間、お控えください。自分で明かしてしまっても、これも特にペナルティはありませんが、場合によっては応募者当人にとってデメリットのほうが大きくなる場合もありえます。 現時点ではまだ応募していないが、将来的に応募するつもりがあるという場合、応募に先立って他作の講評を始めてしまっても、これも特に問題ありません。
応募者による自己評価/他作評価もまた、「怪談を書く必然」と同様、その応募者に対する審査の参考要素に含まれます。
** 講評漏れがあった場合でも別に失格にはなりませんし、点数上のペナルティは加減算されません。ただし、最終審査で必要な審査要素が不足することになるため裁定上不利にはなるかもしれません。応募者による講評(自作/他作)は、その応募者が目指している実話怪談の方向性を主催者が知るためのものでもあるためです。
*** 実話怪談を書く人間に求められる能力のひとつに、人の話を聞く(読む)というものが挙げられます。他の応募者による著作を評する能力をつまびらかにすることで、そうした読み手・聞き手としての力が試されます。
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■新着エントリー作品のチェック
超-1エントリー作品は、到着順に逐次、公開互選審査用特設エントリーblogにて公開される。 このエントリーblogはRSS1.0に対応しているので、超-1の公開審査をされる方、及び超-1参加者は、RSSリーダーでのチェックをお薦めしたい。*
これとは別に、「超」怖い話
お知らせメール特別版を配信し、超-1のエントリー状況を周知する。 お知らせメール(登録無料)未登録の方は、この機会に登録することをお薦めしたい。
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* RSSリーダーとは、index.rdfファイルから対応blogの更新情報を読み取り表示する、blogのブラウザのようなソフト群を指します。メールソフトにバインドされているもの、ブラウザと一体化しているもの、独立したRSSバーとして機能するものなど様々な形態のものがあります。 RSS1.0、RSS2.0、XML、ATOMなどいくつかの形式がありますが、エントリーblogではRSS1.0をサポートしたRSSリーダーであれば新着の更新情報を毎日チェックすることができます。
RSSリーダー各種はこちらから(Vector)
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■審査ポイント
審査員(応募者の審査でも同様)は、新着エントリー作品または公開済みエントリー作品一覧のどちらかから、すでに公開されているエントリー作品をいつでも自由に閲覧できる。
このとき、審査員はエントリー作品を読後に、エントリー作品のあるページに直接コメントするか、blogや掲示板などからのトラックバックを送ることで、講評を行う。講評はそれぞれプラスまたはマイナスの評価としてカウントされる(配点は後述)。
審査員が注目すべき点は様々であり、特に「ここを見なければならない」とする必須条件は設けない。
▼誤字脱字の例外 審査の例外:誤字脱字を見つけたら? →【誤字報告スレ】 公開されている作品は、原則として応募者の送ってきた原稿をそのまま公開しているが、一部、手書き原稿やプリントアウトのみでデータが存在しない原稿など、web掲載に当たって開催者がデータ化を行っているものがある。こうしたものはOCR取り込みやタイピングなど、データ化の段階で応募者の意図しない誤字・脱字が発生する恐れがある。 このため、今大会ではエントリー作品の誤字・脱字、用法のミス(てにをはの間違い)など編集上または入力時に発生したミスの可能性がある間違いについては、不可抗力による例外とし応募者の減点の対象としない。 掲載済みエントリー作品に誤字脱字などを発見した場合は、誤字報告スレッドからご報告いただいたものについて、開催者が逐次修正を施す。
▼好評と辛評 ひとつの作品にいいところと悪いところが両方あったら? ひとつのエントリー作品に対して、いいところと悪いところが両方ある場合、それをひとつのコメント/トラックバックの中で両方とも指摘して構わないが、総論としてプラス評価なのかマイナス評価なのかが判然としない場合は、「プラスマイナスゼロ」としてカウントしない(できない)。 好辛双方の評価を行った上で、総論として「▲プラス評価」「▼マイナス評価」がはっきり示されたものをポイントとする。 また、一人の審査員が、ひとつのエントリー作品に対して、「プラス評価のみのコメント」と「マイナス評価のみのコメント」を、ひとつずつ投稿することも禁止しない。
▼まとめ講評の回避 トラックバックはエントリー作品ごとに個別で送らないとダメ? 複数のエントリー作品に対する講評をまとめて書き、それぞれのエントリー作品にトラックバックすると、「どれに対して褒めているのか、批判しているのか」の判断が付きづらくなるため、必ず1エントリー作品=1トラックバックを推奨する。
▼ネタバレ 講評でネタバレしてもいい? 本来、実話怪談の内容についてはネタバレを避けるのが礼儀とされているが、今回は公開審査であり、また、 各エントリー作品へのコメント・トラックバックは、エントリー本編を読んだ後に表示されるため、このネタバレ制限は解除されているものと見なして頂きたい。 また、ネタバレはエントリー作品中の内容評価のための指摘として引用するに留め、「ネタバレのためのネタバレ」「未読者のための内容の要約」などは避けること。
▼トラックバック元 2ちゃんねるなどからトラックバックできますか? トラックバックは、blogなどから行うことができるが、トラックバックの送受信が可能な匿名掲示板(例えば、2ちゃんねる、したらばライブドアなど)からの匿名講評であっても、トラックバック送信の形でエントリーに付けられたものについては有効とする。 トラックバック元blogは、通常使用しているものでも、また今回のために用意したものでもかまわない。
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講評方法のメリット&デメリットは? エントリーblogにエントリーされた作品に講評を書く方法は以下の通りです。
直接コメントを書いた場合、 ・匿名で講評ができる ・blogなどを持っていなくても講評ができる ・一度コメントした講評内容は直せない ・ポイントはプラスでもマイナスでも1点しかカウントされない
blogからトラックバックを送る場合、 ・いつも使っているblogから講評できる ・超-1のためだけに匿名のblogを作って講評することもできる ・一度コメントした講評内容を、時間をおいてから見直す/修正することができる ・ポイントはプラスでもマイナスでも3点カウントされる ・blogを持っていないとトラックバックは送れない ・いつも使っているblogから講評すると、いつも使っているハンドルが表示される
匿名掲示板に書いて、そこへのリンク+レス番号を、エントリーされた作品にコメントとして登録する場合、 ・匿名で講評ができる ・blogなどを持っていなくても講評ができる ・ポイントはトラックバック同様の扱いで3点カウントされる ・一度匿名掲示板に書いた内容も、コメントに書いたリンクも直せない
2ちゃんねるからトラックバックを打つ方法 該当スレッドで書き込みをするときに、書き込み本文中に トラックバック:http://www.chokowa.com/cho-1/entry/tb.cgi/9999 のように、入れてください。数字9999は、対象エントリーごとに違います。このとき、「トラックバック」は全角、:(コロン)は半角、トラックバックURLは必ずhttp:から全て省略せずに記述し、同じ行の行頭行末には半角全角を問わず余計な空白は入れないで下さい。
トラックバックがうまく行かない場合 書き込みを行ったスレッドのURL+レス番号を、エントリーされた作品のコメント欄に投稿し、「TBの代わりに」と一言添えてあれば、講評内容はTB扱いとなります。
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■配点方法
超-1の予備審査である公開互選審査は、以下の方法で配点される。*
- エントリー作品1作ごとに5点
- エントリー作品に対して好評価のトラックバック1件ごとに3点
- エントリー作品に対して好評価のコメント1件ごとに1点
作品を1作応募した時点で、基本点5点が得られる。 トラックバック、コメントは、それぞれのエントリーに対して直接付けられたものを有効とし、エントリーblog上で表示できないまたはエントリーblogに対してトラックバックされていないものについては無効とする。
逆に、以下の場合は減点または失格とする。
- エントリー作品の盗作/盗用が明らかとなった場合は点数失効の上、失格。
- エントリー作品に対して悪評価のトラックバック1件ごとに3点減点。
- エントリー作品に対して悪評価のコメント1件ごとに1点減点。
それぞれのエントリー作品に対して、公開審査員はトラックバックまたはコメントにより選評を付加し、好評悪評の点数合計により暫定ランキングが策定される。
ただし、この「獲得失点によるランキング」は、著作及び著者の能力の善し悪しを順位付けるものではなく、著作及び著者に対する注目度を順位付けるものである。好評であれ、悪評であれ、注目を集める著作/著者の暫定ランキングでの順位は乱高下することになる。
公開審査員によるトラックバック及びコメントによる講評内容が、決戦審査での検討材料とされる。 如何に注目を集めるか(=キックがあるか)、批判/講評の内容/指摘に説得力があるかなどが判断材料となる。特に、他の著者の著作に対する「読者としての目」の公正さも決戦審査での評価材料となる。**
また、コメント欄に投稿された講評は、変更/削除できないが、同一記名で重複投稿されたコメント講評にそれぞれ採点が付いていた場合は、内容に関わらず後から投稿されたものを採用し、それ以前のものは無効とする。 後日、読み返して感想が変わった、最初のコメントには採点が付いていなかったので付け足した、などの場合、後から付けられた点数が採用され、最初に付けられた点は無効となる。
また、配点されるのは「コメント講評」「トラックバック講評」のみとし、エントリーblogにリンクのない場外からの感想などは、配点対象としない。 インスパイ屋***についてはエントリーblogへのリンクがあっても、これは配点対象とはしない。
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* 配点早見表
得点
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減点
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作品応募1作につき
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5点
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盗作/盗用の発覚
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失格
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好評価トラックバック1件につき
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3点
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悪評価トラックバック1件につき
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減点3点
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好評価コメント1件につき
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1点
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悪評価コメント1件につき
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減点1点
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※誤字脱字など編集上のミスは、減点対象としません。
トラックバック(TrackBack)……blogなどから特定の記事に対して返信または関連した記事を書いたことを、元記事に対して伝える自動リンク機能のことです。 超-1では、別のblogのブロガーが、自分のblogから超-1エントリー作品を講評するときに、各エントリーごとにトラックバックを受け付けます。
コメント(Comment)……blogなどで特定の記事に直接、意見/感想などを書き込む機能、書き込まれた意見/感想そのもののことです。 超-1では、公開されたエントリー作品(元記事)に直接付けられた感想文をコメントとして扱います。
エントリー(Entry)……blogなどの元記事(親記事)のことです。 超-1では、応募作品1作に付き、1エントリーとして公開され、講評・コメントは、作品単位(エントリーごとに)で受け付けます。
** 「よいものはよい」または「他者の善し悪しは別にしても自分は好き(嫌い)だし、評価(否定)する。理由はこうである」といった自分の態度を示すことが求められる。
*** インスパイア/インスパイヤ(inspire)……感銘を受ける、霊感を受けるという意味ですが、今回は応募作にインスピレーションを得て書かれたものを指します。応募作が講評で指摘された問題点を改善した改作、応募作を題材に取り込んだ創作などについては、原典を明確にした上で、これを「講評の一環(一形態)」として認めています。これらについては、なるべく応募者の目に触れるように、インスパイ屋スレにストック・公開していくものとします。ただし、配点は難しいため、ランキング算定時の配点対象とはしません。
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■審査終了後の集計
2006年5月20日頃を以てエントリーを締めきり、さらに2006年6月3日頃を以て公開互選審査期間を終了する。
公開互選審査期間終了後に各エントリー作品ごとに最終的な得失点を集計したうえで、各応募者の総得失点結果をまとめる。
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【例】
応募者A氏が作品3作をエントリーした場合。
作品1……エントリー+好評TB×3件+好評コメント2件 悪評TB×1件+悪評コメント0件 5+(3×3+2)-(3×1+0)=13点
作品2……エントリー+好評TB×1件+好評コメント0件 悪評TB×3件+悪評コメント2件 5+(3×1+0)-(3×3+2)=-3点
作品3……エントリー+好評TB×2件+好評コメント1件 悪評TB×1件+悪評コメント1件 5+(3×2+1)-(3×1+1)=8点
応募者A氏の総獲得点数=13+(-3)+8=18点
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■暫定ランキングの発表
個々の作品の得失点を、個々の応募者にまとめた総得失点の結果に基づく順位を、暫定ランキングとして超-1公式ページ上で発表する。 個々の作品の著者名は、暫定ランキング発表時に合わせて公開する。
暫定ランキングの順位から暫定一位になったものが有力候補となるが、ランキングの順位だけが決戦審査での結論に影響するわけではない。
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■決戦審査
決戦審査は暫定ランキングの結果を考慮した上で、「超」怖い話著者・加藤一と竹書房編集部による最終選考によって行われる。*
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* ただし、平山夢明は本人の主義により、本審査には一切関わりません。
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■決戦審査結果の発表
決戦審査の結果は、2006年7月発売予定の「超」怖い話Θ(シータ)誌上で発表される。
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■不正行為へのペナルティ
▼盗作・盗用・捏造疑惑についての措置
応募者の作品に、検証可能な明確な不正(盗用/盗作など)があったと主催者が判断したものについては、該当する応募作品は失格とし、その応募作品の得失点の全ては無効とすると同時に、失格作品の応募者名を公表する。 ただし、検証不能な疑惑についてはこれを問題としない。 公開審査員となる全「超」怖い話読者は同時に実話怪談の読者のエキスパートでもあり、不正行為を最後まで貫くことは困難であると同時に、発覚した際の激しい批判が予想されるので、応募者による安易な不正は避けるべきである。
▼講評に関する不正行為についての措置
公開互選審査で応募者は自作を含めた第三者のエントリー作品に、記名による講評が求められる。 このとき、応募者が、応募者ではない匿名の審査員を装って批評を行うことも技術的には可能である。が、それは開催主催者には筒抜けになっているということも理解した上で行うかどうか考えていただきたい。
公開審査員による審査は、すべて篤志による自由意志を尊重する。 例えば自作評価を有利にするために、友人知人縁者に審査への参加を促すのもひとつの方法だろう。超-1を盛りあげるという意味において、それは必ずしも間違いではない。応募者が事前に自分のエントリー作品を友人知人縁者に知らせておくということも起こりうるかもしれない。また、超-1へのエントリー作品を応募者自身が公開するということもありうるだろう。 ただし、極端な組織票により恣意的な得点の操作を試みた場合、それによって暫定ランキング上位獲得した応募者が「実力の伴わない不当な順位を獲得した」という批判を浴びることになる可能性がある。 そういった不正行為が実際に行われるかどうか、行われたかどうかについての検証は極めて難しいが、そうした厳しい批判に耐えて、なお今後の長きにわたって良心の呵責と「超」怖い話の読者の審恐眼に耐えうる怪談を書き続ける自信と覚悟があるなら、特にこれを咎めない。
それらの不正行為の発覚に対する責は、全てその当事者が受けるものであるとするのが、超-1の考え方である。 不正行為を隠し続ける後ろめたさをもっとも強く、もっとも最後まで指弾し続けるのは、第三者ではなく、自分の内側にいる自分自身であるということを、常に心に留めていただきたい。 後ろめたい行為を働く者は、一度立ち止まって「実話怪談で報いを受ける無法な被害者が、なぜその憂き目にあったか」について、思い起こすとよいだろう。
▼著者事由による公開作品取り下げに対する措置
実際の著作が本に掲載される場合、印刷が終わって書店に流通した後に「今のなし」ができないのと同様、超-1でも特殊な事情を伴う例外を除いて「今のなし」は許されない。 このため、エントリーblogなどに作品公開後に起きた指摘・問題に対して、著者が自発的に作品公開を取り下げる場合、取り下げ理由に関わらずこれにペナルティを課す。
・取り下げ作品の内容をエントリーblogから削除する。 ・これに伴い、エントリー得点(応募作品が得られる初期得点)と、この作品に対して行われた好評は失効となり、カウントされない。 ・が、この作品に対して行われた講評のうち、作品取り下げまでの間に行われたマイナス評価のもの(マイナス得点)はコメントによるもの、blogからのトラックバックによるものも含めて、そのまま有効とする。(取り下げ後のものはカウントされない) ・取り下げ後の講評はカウントはされないが、コメント/トラックバックともに講評そのものが続行されることについては何ら制限を設けない。
著者理由による取り下げが行われたペナルティ作品の著者名については、初回は公開されない。 ただし、同様の理由による取り下げを同じ著者が二度以上行った場合、審査終了後の作者名公開時に、「ペナルティ作品の著者」の名前をあわせて公開する。
なお、作品取り下げに対するペナルティが課されるのは、作品公開後に取り下げる場合に限られる。これは何らかの講評が行われた後に、それを見越してマイナス点の相殺のために作品取り下げを行う応募者が出ることを懸念してのペナルティであるためで、公開待機期間中で未公開のものについては、著者理由による取り下げにペナルティは課されない。
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■審査についての質問
公開互選審査についての質疑応答があれば、エントリーblog上の質疑応答エントリーで受け付ける。 この質疑応答で補足された事柄については逐次この審査方法解説ページに反映・補完するものとし、このページの最新の内容が現時点での確定事項であるものと了解して頂きたい。*
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* 現バージョンは、以下の日付に更新された内容となっています。 Update | 03/24/2008 10:16:49
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応募作品の著作権について
投稿された作品の著作権は著者に帰属するが、作品の扱いについては以下の通りとする。
- 文字原稿などの形で著述された内容を「作品」とし、これを「手書き/テキストデータ/それらを印刷したもの」などの形にまとめたものを「原稿」とする。
- 竹書房に送信/送付された原稿の到着を、竹書房が確認した段階をもって、著作権に付随する出版/上演/上映/放送/配信/Web公開その他の出版に準じる方法での頒布については、著者(応募者)は竹書房にその権利を優先的に委託する事に同意したものとする。
- 竹書房は著者に委託された出版権及び付随権を管理保護し、出版物への作品掲載時には別途出版契約書に基づき著者に原稿料を支払うものとする。
- 出版契約書は個々の著者ごとに竹書房と別途取り交わすものとする。
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