＜加藤先生
累ケ淵はぜひ永久保貴一氏の恐怖耳袋二巻をお勧めします。
あわせて同氏の番町皿屋敷の研究漫画もいいですよ。
どちらも菊が絡んでるんですよね。
とっても民俗学で好きです。
番町の方の後書きに永久保氏が
「村社会はたくさんの人を殺してきたんじゃないか」
という説。頷けます。

＜よしみさま
わたしの友達にも家系的に女に霊能者が生まれやすいというひとがいます。
彼女のおばあさんは狐つきで「わらわは姫じゃ」とか言ってた人です。
彼女の結婚した相手が霊媒体質でかかりつけの霊能者に結婚する時彼女を見て
もらったら霊感が強いので霊が来ないように防御できているといわれたそうで
す。彼女も自分で来るなと思ったときは「あっちいけ」と心で念じると何とも
無くなるそうです。霊感の強さは見たり感じたりする人の力が強いんじゃなく
てちゃんと防御できる人のほうが強いんだと思いました。だから彼女は霊感は
強いけど霊体験はほとんどありません。

　専門学校の同級生にかなり霊感の強い子がいて、
その子が生まれる時のお話。
　彼女の家系は代々、特に女性に霊感が強い人がよく出るで、
彼女がお腹に出来たばかりの頃に彼女の母親は既に２人もいて
母親自身の体が弱い事もあり、周囲に堕ろす事を進められたけど
母親はせっかく授かった命をそんな理由で堕ろしたくないと
悩んでたある晩の夢に亡くなった母親(彼女の祖母)が出てきて
｢大丈夫私が付いているから｣とにっこり微笑んで言ったそうです。
母親はその言葉を信じて彼女を産んだそうです。その彼女は
亡くなった祖母に顔や性格、好みや趣味がそっくりで、霊感が強い
のも似ていると言ってました。時々祖母は何か心配事が有ると母親
には夢に、彼女には若い頃の姿で霊として現われると言ってました。
彼女曰く、｢本当によく似ている｣そうです。
　まだ他にも彼女のお話は有りますがそれは改めて書き込みします。

かほママの働いてる会社が引っ越すので仮事務所に移った。
「すんごい気持ち悪いところなのよ。じめじめしててさ」
なんでも３Ｋで家賃が一万三千円だそうだ。
「出るね」とわたし。
「やろう」とかほママ。
しばし、ネタの提供を待て。

昨日宮部みゆきの「パーフェクト・ブルー」を読み終え、今、坂東真砂子の
「身辺怪記」読み始めました。
恐怖よりも畏怖を好むという彼女の土着嗜好は好きです。
故郷の歴史と民族性を愛してるんだなあと思いました。
わたしは地元にいたとき民話を調べる会にお向かいの寺の幼馴染と参加してい
ました。その時調べた話。
夫婦岩（めのといわ）という大岩があり、昔隆盛を誇っていた一族が放蕩の末
没落し、その岩の上で夫婦ともども自害して果てたという話が残っていまし
た。
ＯＯ長者というのですがわたしの旧姓と同じです。
でもつながり無いと思うけどね。
今でもその岩は文化財として再現された古い屋敷の敷地内に有ります。

大学の先輩に聞いた話です。先輩は大阪で一人暮らしをしているのですが、夜
中に毎日コンビニへ買い物に出掛けます、ある日いつものように買い物を済ま
せ家路についた先輩は公衆電話の横で隠れるように立っている人を見つけまし
た、顔は良く見えなかったので男か女かは分かりませんでしたが、ただ真っ赤
なコートを着ている事が随分と印象に残ったそうです。次の日もその次の日も
赤いコートの人は同じ場所に立っていました、さすがに違和感を覚えた先輩は
自分の部屋のベランダからその公衆電話が見える事を思い出し（言い忘れまし
たが先輩はマンションの５階に住んでます）家に帰ってベランダから少し遠く
に見える公衆電話を見たそうです、そして戦慄を覚えたそうです。その赤いコ
ートの人は相変わらずそこに立っていました、しかし赤いのはコートだけでは
ありませんでした、その人の辺り一帯の道路が真っ赤に染まっていたのです、
その真っ赤なコート（？）はその人の周りを隈なく覆っていたそうです。それ
がなんだったのか、先輩には分からなかったそうですが、次の日からそいつが
居なくなった事が先輩にとっては全てのようでした。

　昨日、久しぶりに私にしか聞こえなかった、トイレのドアが閉まるような音
が聞こえましたよ。

　最初は誰も居ないはずなのに、つい立越しに置いてある椅子(10こ位)のス
プリングが軋む音が聞こえて、「部長でも来たのかなぁ？」と思ったら、誰も
居なかったっす。(よせば良いにこの時流してたのが、「稲川さんモノの怖い
話」ですよん。笑)
　今度は、トイレのドアが閉まる音が聞こえて、同僚に「聞こえた？」って聞
いたら、「聞こえないよ」って言われましたよ。
　ボケたのかな？(ヤバイ！)

以前、怖い噂の話を書きましたがわたしは自分が噂の発起人になってしまった
ことが少なくとも二度ある。
その一つが上記の件。
高校の合格発表の後クラスに集まった中学時代のわたし。
先にきていたかっざ君と梶原君がわたしを呼ぶ。
「ひかりさん、梶原ね、入試1番やったとばい。
でんね、2番の子のお母さんが病気だから入学式の総代（入試で一番の人がや
る）を変わってやったとばい」
そう打ち明けるかっさ君。横で涙を拭く梶原君。感激するわたし。
しかし、１０分後に「ああ、あれ嘘やけん」とネタ晴らしをされた。
悔しいので同じ事をヨーコちゃんに言った。
でも今一つ反応が悪かったので「あんなんに騙されるんはわたしだけやん」と
落ち込んだ。その数日後、わたしは信じられない事を聞く。
うちの店（床屋）に来たお客が
「今年の一番はうちの町から出たんちね」
と話してるではないか。そう、ヨーコちゃんのあんまりの無反応さにわたしは
「嘘やけん」の一言を忘れていたのだ。
血が引いていったね。サーーって音がしたよ。
でも動き出した噂は止められない。
卒業式のときも父兄が先生に
「今年は一番が出たんですってねえ」
という誤解の情報を告げる。
とりあえず梶原君には謝っておいたが笑って許してもらえたので良かった。
当の入学式、総代の苗字は梶原だった。
それで余計加速度的に広まったのだとわかる。（責任逃れ）

もう一つは例のヒドイと3回も言われた手術のあと。
わたしには実は子宮外妊娠の疑いがかけられていた。
退院する日も先生に個室に呼ばれて
「本当に何もなかったんだね」と念を押された。
はい、その時は処女ですから。
あまりにシツエーションがおかしかったので友達に話してたら、いつのまにか
そういうことの噂が立っていた。
先生までも疑ったらしくテケテケの話をしてくれた友人に聞いた事があったそ
うだ。（最近知った）
「ひどいわみんな」というよりは騙されてる騙されてるとおかしかった。
じゃあ、あの入院の時に見舞いにきてくれたＫ先輩や成雄さんＥ君は疑われた
のだろうか。
かわいそうに、とうけたので本人達にも話して笑った。

当時のわたしとしては非常事態なですけど今は笑い話です。
まだ花も恥らう１５の秋です。
文化祭実行委員で教室に残ってたわたしのところに2年の男子生徒（成雄）が
「これに指をついてください。ヘンな事にはなりませんから」
とオレンジのシャーレを持って哀願します。
優しいわたしは協力してしまったのです。
下校しようとすると文芸部のＫ先輩が同じシャーレを持っています。聞くと
「え、これに手をついたの？　後悔するよ」
といって逃げ出そうとしました。首根っこを捕まえるわたし。
引きずられるようにしてつれていかれたのは科学部室。
そこでおそるべく科学部の計画が発露したのです。
なんと文化祭に色んなところの大腸菌を採取して展示するとのこと。
イメージ。

トイレとかの繁殖した大腸菌シャーレの横にわたしの名札をつけたシャーレ。
「あら、日野さんってこんな大腸菌つけてたの？　不潔だわ」
「君の大腸菌を見てしまったよ、幻滅だ」と片思いのＥ君。

いやああああああ！（恐慌するわたし）
「駄目、絶対だめ。止めてください、」
「じゃあ、科学部はいる？」
「入ります」
こうして温蔵庫に入れられたわたしのシャーレは日の目を見ずにすみました。
で、騙してわたしの菌を採取した科学部の皆様に五年前のパンを食べさせてリ
ベンジを果たしたわけ。
そのパンをゲットするために家庭科倶楽部にも入ったけど。
科学部は空気のやり過ぎで金魚のうろこが全て逆立ってしまったまつぼっくり
金魚（スンゲー気も悪いよ）というのもつくってしまい、他生徒から怪しい実
験をしてるともっぱらの評判でした。その時にはもう立派な科学部隊員。

　私の父が、散弾銃を口に入れてで自殺した人を(棺桶越しに)
見たそうですが、頭の中で散弾銃が飛び散りまくったらしく、
頭全体がでっかくなっていたそうですよん。

　父曰く、「(弾の種類や、距離によるかもしれませんが)手の平を狙って
撃たれたら、手首から先粉々に無くなるよ。」だそうです。(怖)
近的だったらヘタな人でも、相手を穴だらけに出来るそうですよん。

　…それを聞くと、首に銃を当てて自殺した主婦は、首に穴が空いていた
か、首が無くなっていたんじゃないかと思いますねぇ〜。(怖)

久々にヒッチコックの「鳥」がテレビでありましたね。
カラーじゃなくて総天然色というのが良い味出してた。
ちなみに日本初の総天然色は高峰峰子の「カルメン故郷に帰る」だ。
外国では「風とともに去りぬ」だよね。あの白黒にあとから着色したという。
で、思い出したのだが小学校の保健の先生がその「鳥」を見て以来、
鳥が大嫌いだっだ。
なのに保健室にすずめが飛び込んできた事がある。
暴れる鳥、暴れる先生。
大人が恐慌をきたす様をはじめてみた。
で、その鳥はもがいた挙句薬棚の後ろの隙間に落ちた。
するとうんともすんといわなくなった。
助けようとすると先生は又バタバタされるのはいやだと姿も見たくない様子。
で、それっきり。多分鳥ははさまったまま。
大嫌いな鳥が潜んでいて、いつ音がするかわからない棚と一緒に仕事するほう
がわたしは怖いと思った。
それが小学校３年、4年の時に同級生が火をつけて保健室横の理科室棟が燃え
ても無事（なかなか自分の学校が燃えるのは見れないぞ）だったが、5年の時
に例の骨の吊るされてた木造校舎は取り壊された。
壊す時に新しい保健の先生は鳥の死骸を見つけただろうか。

以前に書いた私の体験。その後の経過報告を書かせて
いただく。
営業がてら、スリーピーホロウを観て、かなり良質の
ゴシックホラーとして楽しめ、独特の世界を堪能出来た
のだが、首を切るという行為には、最近私が経験している
奇妙なイメージにだぶり、妙に暗示的であった。と言うのは
今から二週間程前から私の会社の専務に何か得体の知れな
いものがまとわりついているのだが、最近、それが西洋によ
くみられる、黒いマントを頭からスッポリ被った人間の頭蓋
骨で、落ち窪んだ眼孔が、しかし、異常に光るのが見える
のだ。それが段々、日を追うごとにハッキリとした形となっ
て現れてきている。
手には大きな鎌を持ち、私に何時切るのだと、聞いている
そぶりなのだ。そして隣には同じく大きな青龍刀を持った
眼光鋭い、古代の中国の鎧武者が３人の矛を従えた兵士を
従え、彼の周りを囲んでいるのが見える。
彼等は私に、何時、彼の首を跳ねるのだ、と凄んで私を
見ているようなのだ。
命令なくば、我等の手により...。そう聞こえる事がある。
霊体験を信じる知人に、警告するべきか相談したところ、
本人に自覚が無い限り不可能であり、静観すべきとのこと。
彼等を呼んだのは他ならぬ、その本人なのだから。
厳しい助言があり、私は、しかし近日中に、なんとか警告
しようと思っている。