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神沼三平太が、怪談作家になったわけ 2024/4/6>
【神沼三平太】(かみぬま さんぺいた) ■プロフィール神奈川県茅ヶ崎市出身。大学や専門学校で非常勤講師として教鞭を取る一方で、全国津々浦々での怪異体験を幅広く蒐集する。 超-1/2010年大会ランキング8位(ささきやすなり名義)稲川賞受賞 第8回ビーケーワン怪談大賞優秀賞受賞
■デビュー作、代表作、最新作
■差し支えなければ御本業は?本業は非常勤のガッコの先生です。
■怪談作家になったきっかけは?元々奇妙な話や恐ろしい話を集めるのが好きでした。たくさん集まったのでTwitterで一年で1000話書いたところ、とある怪談会で「怪談好きで書いてるなら、超-1ってのがあるからチャレンジすれば」とお勧めされて参戦。そこで稲川賞という賞を受賞しまして、それ以来怪談漬けです。
■超-1の思い出相互評価のためにたくさんの怪談を読めたことは勉強になりました。あとはネガティブ評価が心にくる、とてもいいシステムだと思います。
■どんな怪談が好き?怪談ならだいたいどんなものでも好きなのですが、奇天烈な話と震え上がるような話は、特に心躍ります。
■自分の作風を自己評価すると?主に厭な怪談を書く人だと思われている節がありますが、自分自身ではオールラウンダーだと思って活動しています。あとはなるべく特徴を出さないようなスタンダードな形にまとめるようにしようと考えています。できているかどうかはまた別の話ですが。
■怪談界でライバルを挙げるとしたら他人様をライバルと言えるほどのレベルではございません。あえて言うなら一つ前の本を書いた自分自身には負けたくないです。
■最近、注目している怪談作家最近だと若手の活動が気になっています。皆上手くて凄いなと思っています。僕など早く踏み越えて、どんどん先にいってください。
■新人、若手に一言文章は上達しますが、取材の方はなかなか上達というか、運不運に左右されるところが大きいですので、常にストックを百話くらい用意しておくと少しは安心できるかと思います。今書けるかどうかは別として、手元に取材した話の束があるだけで気も引き締まりますし、責任も生じますし、未来に続いているような気持ちになれます。どんどん取材しましょう。
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