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コラム
ねこや堂が、怪談作家になったわけ
2024/3/23


【ねこや堂】(ねこやどう)

■プロフィール

 出身居住共に九州。
 実話怪談著者発掘企画「超-1」を経て恐怖箱シリーズ参戦。
 現在、お猫様の下僕をしつつ細々と怪談蒐集中。B型。
 主な共著に「恐怖箱 百物語」シリーズ、『実話怪談 封印匣』、『追悼奇譚 禊萩』、「現代実話異録」シリーズなど。

■デビュー作、代表作、最新作

  • 『恐怖箱 超-1怪コレクション 彼岸花』(2008年/竹書房)にてデビュー
  • 『恐怖箱 超-1怪コレクション 鬼灯』(2010年/竹書房)
  • 『恐怖箱 超-1怪コレクション 金木犀』(2011年/竹書房)
  • 『恐怖箱 怪生』(2011年/竹書房)※以後、恐怖箱アンソロにほぼ皆勤参加
  • 『恐怖箱 百聞』(2012年/竹書房)※以後、百物語怪談シリーズ『百式』に皆勤参加
  • 『追悼奇譚 禊萩』(2020年/竹書房)
  • 『現代実話異録 鬼怪談』(2021年/竹書房)※以後、現代実話異録シリーズに皆勤参加
  • 『実話怪談 封印匣』(2022年/竹書房)にて初単著
  • 『お道具怪談』(2023年/竹書房)
  • ■差し支えなければ御本業は?

     洗濯屋の受付のおばちゃん。

    ■怪談作家になったきっかけは?

     つくね乱蔵氏に唆されて。笑
     まあ背中を押して戴きました。断崖絶壁で恐る恐る下を覗いていたら、悪気なく背中に手が当たって「あ」みたいな感じでドボンと。

    ■超-1の思い出

     実はあんまり覚えてないんですよ。異様な高揚感と訳の分からない焦燥感ばかりがあって。自分が書いたものすら今回見直すまで殆ど覚えてなかった。そんな余裕なかったんでしょうね。うん、今思えば正気じゃなかった。

    ■どんな怪談が好き?

     怖いばかりが怪談ではない、とも思っているので、日常に潜む細々した怪異が割と好みです。窓の外を見たらTシャツがクロールで泳いでいったとか、二本の足のように闊歩する大根とか。
     いや、これでもかってくらい業の深い話も大好物ですけども。

    ■自分の作風を自己評価すると?

     自分ではよくわかりません。
     目指しているのは情景が目に浮かぶような描写ですが。

    ■怪談界でライバルを挙げるとしたら

     そんな烏滸がましい。正直考えたことないです。業界の片隅にひっそりと身を置かせて戴ければそれで。
     実を言うと他人様の書いたものを読むと、影響を受けて体調を崩すことがあるので読まないようにしてるとです。
     例外は雨宮淳司氏くらい。いや、好きなんですよ文章が。

    ■最近、注目している怪談作家

     すみません、読まないから知らないんですよ。共著の場合はゲラ読みするので一通り目を通しますけど。

    ■新人、若手に一言

     とにかくしんどいと思います。でも楽しいですよ。早くこちらへおいでませ。(手招き)

     

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