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コラム
渡部正和が、怪談作家になったわけ
2024/3/2


渡部正和(わたなべ まさかず)

■プロフィール

山形県出身、O型、千葉県在住。

■デビュー作、代表作、最新作

  • 『「超」怖い話 超-1 怪コレクション』(2006年/竹書房)※藪蔵人名義
  • 『恐怖箱 老鴉瓜』(2008年/竹書房)にてアンソロデビュー
  • 単著最新刊『鬼訊怪談』(2023年/竹書房)
  • 共著最新刊『「超」怖い話 辰』(2024年/竹書房)
  • ■差し支えなければ御本業は?

    食品会社勤務

    ■怪談作家になったきっかけは?

    物心ついたときから怖い話が好きだったため、そっち方面の本を読むことが多かったです。
    学生時代に出会った「超」怖い話にどっぷりとはまり、怖い話蒐集もほぼ同時期に始まりました。
    そして、何げなく参加した超-1で思いのほか良い評価が得られたため、今に至ります。

    ■超-1の思い出

    兎にも角にも、地獄の相互評価がキツかったです。

    ■どんな怪談が好き?

    ズバリ、幽霊屋敷モノですね。

    ■自分の作風を自己評価すると?

    体験者の方が味わった生の戦慄を出来る限り表現したいがために、情景描写に力を入れすぎるきらいがあります。
    それに伴い、やや冗長に感じる場合が多く、頭を悩ませています。

    ■怪談界でライバルを挙げるとしたら

    超-1参加時は異様にギラギラしていたので、ほぼ全員がライバル、みたいな感じでした。
    今では大分丸くなりましてそんなことはないですが、強いて挙げるとしたら、やっぱり超怖冬執筆陣の加藤先生、久田先生、深澤先生ですかね。
    良いモノを一緒に作り上げる上で、それなりの対抗心は必須だと考えていますので。

    ■最近、注目している怪談作家

    私は超-1の第一回と第二回に参加しましたが、あの地獄の相互講評から這い上がってきた方々に対しては同類意識のようなものがありますので、いつも注目しています。

    ■新人、若手に一言

    完成した作品を発表する場合、必ず一日以上空けてからにしましょう。
    たとえ推敲に充分な時間を掛けていたとしても、です。

     

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